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こちらのブログでは、制作をしながら日々感じることや考えたことから、みんなと一緒に考えてみたいことなどを記録していきたいと思います。

よろしくお願いいたします。

アイラ

2018.12.12

制作をしていて、一番怖いことは自分がどこにいるのかわからなくなることだ。
作品を発表してたくさんの意見を聞けたり、共有できるのはひと時で圧倒的に一人スタジオにこもっている時間の方が長い。
それによって、作品の程度が見えなくなる時がある。
誰もが違うそれぞれの作品を作っているので、比較したり、競うこともない。
たった一人、目の前に存在する作品が、完成したのか、もっとやるのか、行けるのか、止まったほうがいいのか。時々見えなくなる。

私はあまり体を動かす習慣はないのだけど、団体でマラソンをしていて、気がつけば周りに誰もいなく、応援も他の選手も見えなくなるような、自分がどこを走っていて、この道はあっているのか、
自分は前にいるのか後ろにいるのか、わからなくなるような感覚を想像すると、多分、似ていると思う。

「ここで、いい。」

という判断が怖い時がある。
それは私の場合においては、大抵違う気がした。

「もっと。」

と考えた方が、おそらく私には合っている気がする。(これも直感だけれど)

だから、一瞬は目を違うところに向けなきゃいけない。
いっぱい使った筋肉を休めることも運動の大事な過程(と聞いた)のように、視点を完全に離れた場所において、もう一度、シャッ!と戻ってきて、
そして、その時また、見分けるのだ。
自分の作品に対する厳しい目利きは自分が一番でありたい。
自分の作品への審美眼をもっと鍛えたい。